仕事と仲間プロジェクトストーリー

STORY 02 日韓協働新規事業開発

異なる文化の協働による
次世代クラウド基盤への挑戦

企業におけるクラウドの利用が一般的になっていく中、NHN テコラスは韓国の
NHNエンターテイメントと協働で次世代クラウド基盤の開発を進めている。
現在開発真っ只中のそのプロジェクト、海を超えたグローバルなその取組みにおいて、どのような問題が発生しどのように解決しているのか。その様子を少しだけ紹介する。

これからのクラウドマーケットを
変えていく次世代クラウド基盤開発

NHN テコラスには、パブリッククラウドを含めたITインフラ運用支援サービスの開発から、業務用アプリケーションの開発まで、大小様々なプロジェクトがある。それらのプロジェクトの中でも、とりわけ力をいれているのは現在進めている次世代クラウド基盤開発である。

AWSの登場以降、IaaSとしてのクラウドサービスが身近なものとなり、多くの企業・団体でクラウドを利用する機会が増えている。それにともないクラウド市場も右肩あがりとなり、今では自社のクラウドサービスを展開する競合他社も増えてきた。

クラウドサービス開発室室長の角 俊和は、エンジニア視点から、NHNグループのリソースをフルに活用し、このクラウド市場を変えるようなクラウドサービスの開発を進めている。

すでにOpenstackを利用したプライベートクラウドの構築サービス等を提供しているNHN テコラスだが、そのノウハウやナレッジを活用し、さらに韓国のNHNエンターテイメントとの協力を得ながら、より柔軟で利用しやすいクラウドサービスの提供を目指している。その目的を達成するために日韓のエンジニアが、言葉や文化の違いを越え、Oneチームとして開発を進める、まさに日韓協働プロジェクトなのである。

Oneチームとしてコミュニケーション方法を
試行錯誤しながらお互いを理解する

Oneチームとして
コミュニケーション方法を試行錯誤しながらお互いを理解する

日韓のエンジニアが互いに協力することが必要なこのプロジェクトだが、当初は言語の違いによるコミュニケーションの問題から思うように進捗しなかった。開発の立ち上げ時は、自動翻訳を利用しながらプロジェクトを進めることにしていたものの、自動翻訳の精度の問題で、仕様上確認したいのに上手く伝わらない内容などもあり、その分返答が遅延することが頻発した。そのため、プロジェクトの資料を英語化するなど、コミュニケーションの手法に変更を加え徐々に改善。それでも伝わらない細かいニュアンスなどはホワイトボードなどを使いながら意思疎通の溝を埋めていった。

また、肝心な仕様の作成には、韓国側のエンジニアが来日し、約一週間平日の業務時間をほぼすべてを同じ会議室で過ごし、膝を突き合わせて議論を重ねた。こういった濃密なコミュニケーションを経て、徐々にお互いの信頼関係が構築されていった。

これまでの会社でオフショア開発などの経験を持っていた角だったが、異なる国籍のエンジニアとここまで密にコミュニケーションをとりながら、一体感を持ちながらプロジェクトを進めていくことはなかった。
グループ会社間の距離が近いNHNグループだからこそ、違う国籍のエンジニアとコミュニケーションの工夫をしながら、ひとつのチームとして互いを理解していき、プロジェクトを進めていく過程を経験することができるのだ。

NHN テコラスの開発スピードが早い理由

NHN テコラスの
開発スピードが早い理由

現在、次世代クラウド基盤開発は極めて順調に進捗している。
他社では時間のかかるクラウド基盤開発のようなプロジェクトも、異例のスピードで進む。
その要因はいくつもある。

まずは、先に述べたように、コミュニケーションの創意工夫である。
様々な国籍のエンジニアが集まるNHN テコラスでは、それぞれのプロジェクトでそれぞれの開発体制を敷いている。
例えば、会議室に少人数のプロジェクトメンバーが集まって、横軸のコミュニケーションを密にしながら進めているチームもあれば、独自のコミュニケーションをツールを利用して、リアルなコミュニケーションの回数はできるだけ少なく抑えているプロジェクトもある。社員も組織も柔軟性があるため、そのような様々な開発スタイルが社内に存在するのだ。

次にNHNグループが進めているエンジニアドリブンな環境がさらに開発スピードを加速させている。
この次世代クラウド基盤開発も、また社内のその他のサービスも、エンジニアが自らアイデアを出し、主導して進めることができるため、課題の発見や共有もスムーズに行われ、誰がいつその対応をするのかという判断もスピーディに下されるのである。

NHN テコラス

最後に、一番重要なことは、インターネット黎明期から培われてきたITインフラの技術力である。の前身企業は、フルマネージドホスティングを他の企業に先んじて日本で開始した。そこで得られたノウハウは一朝一夕には身につくものではない。今回のクラウド基盤開発においても、Openstackの基盤開発という下地があったために、その仕様の共通理解に多いに役立っているのである。

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